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■アドバイザー:杉井 克彦(すぎい かつひこ)先生/ファイナンシャル・プランナー

  • CFP®上級ファイナンシャルプランナー(株)ライフプランニングコンサルタンツ所属。税理士・社会保険労務士の資格も持ち、講演も多数こなすスーパープランナー。税金・年金・投資・保険ライフプランなど、様々な面から子育てママの相談にのります。

Vol.14 毎月の生活費をうまく振り分けるには?


近頃、徐々に物価が上がってきました。お子様のこれからを考えると、生活費のやりくりは頭が痛いもの。でも、まだまだ見直す余地があるかもしれません。


(1)食費の割合について
 お聞きになったことがあるかもしれませんが、使ったお金のうち、食料費が占める割合を“エンゲル係数”と言い、家計のバランスを知る事が出来ます(食料費には、食材や調味料、菓子の他、酒代と外食費も含まれます。外食費には、給食費も含まれ、交際費の食料は含まれていません)。

 総務省の家計調査では、年収が440万円までのご家庭のエンゲル係数は約24%、730万円で約22%、940万円で約20%、940万円以上の家庭では約19%となっていて、収入が多くなるほど低くなる傾向があります。ご自分の家計簿と比べてみてどうですか?

(2)家計の支出のバランス
 アンケートによりますと今、「削るべき出費項目」は光熱費、食費、住居費が多く、「増やすべき項目」は貯蓄、教育費、食費が多いようですね。このアンケート結果から考えられる家計費の傾向は
●簡単に削れる項目を削りたい!
●削ることが出来たらまずは貯蓄!
といえます。しかし、実際はこれ以上光熱費や食費を削れるでしょうか? 極端な例ですが、暑い部屋でクーラーや電灯も点けず、ご飯は2日に一回のまとめ炊き、おかずは閉店間際の○○%引きパック商品をお皿にも盛らずに食べる!? このような家計を選択して将来の貯蓄はハッピーでしょうか?

(3)意外と見えていない削れる項目
 読者アンケート以外にも削れる項目はあるはずです。例えば、
●住宅ローン…以前にも話した事があるので詳細は避けますが、借り換えを考えてみてください。借換え手数料などの事務費を支払っても、損か得かは各銀行の窓口で簡単に比較してくれます。30年間の利息って大きいですよ!!
●生命保険料…しっかりと“必要保障額”を計算して加入していますか? 子供が2人の平均的な家庭では、贅沢を考えなければ万が一の保証は2000万円もあれば十分というケースが多々あります。月々1万5千円も浮いてくるケースだってあるのです。
●携帯電話などの通信費…携帯電話の所持台数や無駄な通話など、一家の通信費を見直してみましょう。
●マイルポイント…貯めることで特典が受けられるマイルポイントも活用しましょう。ショッピングなどでポイントがたまるシステムですが、最近では複数のポイントをひとつの系列会社にまとめることができる場合もあります。奥様だけでなく、ご主人様やご両親にも協力してもらっては?

 まだまだ見直す項目はあるかもしれませんが、貧乏イメージのする経費削減は辛いダイエットと同じで長続きしません。頭脳プレーで経費削減にチャレンジしてください。一度、ファイナンシャルプランナー等に相談してみてもいいでしょう。

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